「いま伝えたい、ことばの力ーコミュニケ―ション力を磨く」

?第2回講演会　10/26（木曜）16：05～17：35
「今、身につけたい言葉の力」　山根基世氏（アナウンサー）

感受性や思考力が高い学生時代にこそ、身につけておいて欲しい言葉の力がある。自分の気持ちを表現し、相手の言葉を聞いてその心を理解するコミュニケーションカだ。それは、幸せな人生を切リ拓く大きな力になるはず。その力を養うには何が必要なのか、様々な具体例から考えます。

開催報告
10月26日（木曜）に神戸市外国語大学の大ホールで、神戸外大魅力発信事業「いま伝えたい、ことばの力－コミュニケーション力を磨く－」の第2回講演を開催しました。

アナウンサーの山根基世氏をお迎えし、幸せな人生を切り拓くために、どのような力が必要なのか、ご自身の経験を通して、「今、身につけたい言葉の力」について講演いただきました。

皆に発信することが言葉の核だと思われているが、言葉の奥底にあるのは、感じる心と考える力、それが言葉を支えていると語ります。
ネット言葉が広まる今、自分の頭で考える力、自分の言葉を大切にして欲しいと伝えられ、参加者の心に響く講演となりました。

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【参加者からの感想（一部抜粋）】
言葉の影響力について実際に言葉を発して強い影響を持つご職業についていらっしゃた方の口から語られるエピソードや文からは伝わらない発される言葉としての影響力について深く考えさせられる講演でした。

今日の講演会で特に印象に残っているのは、言葉は感じる心と考える力に支えられているという点です。読書や人の話を聞くことでこれらの力が養えるため、私自身もこれから意識していきたいと思いました。また、人間の幸福が、いい人間関係にあるという点においても、確かにその通りだなとすごく共感できました。そして、ありがとうやごめんなさいというような言葉の重要性を改めて感じました。

人は誰でも心に「自尊心」という虫を持っているという言葉がすごく印象的でした。私は自尊心を持つことはいい事だと思っていますが、それが時に人を傷つける刃になることもあるということをきちんと心に留めて置かなければならないなと感じました。山根さんの言葉はひとつひとつが大事に発されているような感じがしてすっと自分の中に入ってきました。私もそんなふうに自分から出る言葉を大事にして生きていきたいと思いました。

今回の講演の中で日々の習慣が自分の人生をつくる、というお話が1番印象に残りました。自分に努力を要することを続けることで習慣にし、それによって作られる人生が1番自分らしい、と今日聞いて私自身も実践してみようと思いました。

今日の講演会を聞いてもっと本を読もうと思いました。山根さんがいろんな方の言葉を例に出されながら、それについて感じたことや考えたことをお話しくださったのが印象的で、いろんな言葉に出会うほど人として豊かになるのだなと思いました。